鉄筋の継手工事とはどんな工事?鉄筋接手工事の誕生についても解説!
鉄筋コンクリート造の建物には欠かせない「鉄筋継手工事」。
今回は、鉄筋継手工事の誕生と、基礎知識をまとめています。
◇鉄筋継手工事の誕生
1867年のパリ万博で庭師のモニエ氏が鉄筋コンクリートの鉄筋部分をつなぎ、モルタルを流す工法で植木鉢を作ったことが鉄筋継手の始まりです。
その後ドイツ、イギリス、アメリカなどにも広まり、世界各地で様々な鉄筋継手が発明されました。
明治時代には日本にも技術が伝わり、岸壁工事や海軍基地のポンプ小屋などに鉄筋継手が使われるようになりました。
日本で最初に建てられた鉄筋コンクリート造建物は、1904年(明治37年)に佐世保のポンプ小屋、1907年(明治40年)に神戸の和田岬の東京倉庫とされています。
◇鉄筋継手工事とは?
鉄筋継手は、鉄筋コンクリートの鉄筋部分を接合する技術です。
鉄筋は規格化された製品であるため、自由な形状には対応できません。
そのため、長い柱などの場合は鉄筋継手を使って鉄筋の長さを延長する際に、鉄筋の加工法として継手が用いられます。
現在は様々な種類の鉄筋継手工法が存在し、現場では適切な手法を選んで施工します。
当社では未経験の方でも安心して始められるよう、先輩2~3名が新人1人をサポートする教育体制を整えていますので、安心して働くことができます。
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