鉄筋とコンクリートの相性が良い理由
鉄筋とコンクリートの組み合わせた構造物は
木造よりも優れた耐久性があります。
しかし、なぜこんなに強い耐久性を持つのかといいますと
そもそも鉄筋とコンクリートは、
それぞれの長所と短所があるのですが、
それと大きく関係しているからです。
コンクリートは、圧縮される力には強いわりに、
引っ張られる力に弱いという性質があります。
鉄筋はその反対で、
引っ張られる力には強いのですが
圧縮される力には弱いという性質があるのです。
そんな反対の性質を持つふたつを組み合わせることで
お互いの弱点を補いあい、長所を高めあうことができるわけです。
鉄筋コンクリート造り(RC造)が、
アパートやマンションなどの
大きな構造物でよく採用されるのには
こういった理由があるからです。
しかし、鉄筋とコンクリートの相性の良さは
これだけではありません。
鉄筋は、名前の通り「鉄」が原料となっていますので
サビやすく、熱に弱いという弱点があるのですが
強いアルカリ性と耐火性のあるコンクリートで覆うことで
その弱点もカバーすることができ、
そこでも相性の良さを証明しています。
鉄筋の継手溶接をおこなう「株式会社テッケン」では
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