マンションの寿命を左右する「かぶり厚さ」
マンションの骨組みというのは
ご存知の通り、鉄筋とコンクリートで構成されています。
鉄筋とコンクリートのお互いの特徴を組み合わせて
優れた耐久性を作り上げています。
さらに、アルカリ性のコンクリートで覆うことによって
内部の鉄筋の酸化を防いでいることも
構造物の寿命を長持ちさせる要因のひとつなわけです。
しかし、長年にわたって雨風にさらされているうちに
コンクリートは徐々に中性化していきます。
その進行は、およそ1年に1ミリともいわれています。
このコンクリートの中性化が、
中の鉄筋部分まで達してしまうと鉄筋はサビてしまいます。
すると、鉄筋は膨張し、表面のコンクリートも剥がれ落ちて
建物の強度は落ちてしまいます。
こうした劣化を少しでも遅らせるためには
鉄筋を覆うコンクリートの厚さ(=かぶり厚さ)を
じゅうぶんにとって施工することが必要です。
これからマンションに住もうかと検討されている方は
設計図書の「設計かぶり厚」を確認してみてください。
「最小かぶり厚」よりも少なくてもプラス10ミリ以上、
もしくはそれを上回っているかをチェックしましょう。
「株式会社テッケン」では、
鉄筋コンクリート造りの構造物に関する
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