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建設現場における超音波探傷検査とは

建設現場では建造物が問題なく施工されているのかを確認する目的として、外観検査以外に超音波探傷検査も実施しています。

超音波探傷検査は超音波を鉄筋部分に照射し、その反射波から内部の構造欠陥や損傷具合を確かめる検査です。

超音波を当てて圧接面が問題なければ反射しません。
しかし欠陥が確認されると、入射波から圧接面を通過する時に反射が確認されます。
これは圧接部に不完全接合箇所があることを意味します。

なお、この超音波検査を実施できるのは建築鉄骨超音波検査技術者のみです。
状態を把握する技術者のみが行える検査となっています。

いきなりこういった建築鉄骨超音波検査技術者の資格を取得する方は少ないです。鉄骨溶接に関する知識を学んでから資格取得を目指します。

実際、建築鉄骨超音波検査技術者になるには1年以上、溶接に関する仕事を実務で経験した人が対象となります。

鉄骨構造や溶接について理解を深めた後に、日本非破壊検査協会が行うUTレベルの3、2、1のいずれかの資格を有することが条件となります。

弊社にも超音波検査ができる技術者が在籍しています。
まずは現場で溶接に関する知識を磨いてから資格取得を目指してみましょう!

興味のある方からのお問い合わせお待ちしています。

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