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なぜ「溶接」はくっつくのか?

溶接は、2つの金属の接合部分に熱を加えて溶かし溶けた2つの金属がまじりあった状態で冷し固められてくっつく方法です。
でもなぜ、2つの金属を接合できるのでしょうか?



日頃、皆さんが目にしている金属材料は、板や棒、あるいはブロック状のものですよね。
この金属材料の一部を顕微鏡で拡大してみてみると「結晶粒」と呼ばれる粒の集まりであることが分かります。

さらに、それらの粒の攻勢を調べていくと、1個1個の原子が独立し
それぞれが結合力という力で規則正しい配列で結びついてできていることもわかります。
したがって、棒や板の金属に、結合力以上の力を加えると曲がったり伸びたりと変形することとなります。



金属材料に熱を加えていくと、原子同士の結合力がなくなり、自由に動き回る液体の状態となります。
すなわち、溶接というのは、接合しようとする2つの材料をそれぞれ加熱して液体にして
まじりあった互いの原子が、引き合う形で新たな結晶が作られることを言います。
こうした金属材料の持つ特性を利用して接合する方法を「冶金的接合法」と呼びます。

この方法による金属の接合は、それぞれの材料の接合面の原子同士を
互いに引き合える距離にまで近づけてやることで可能となるわけです。




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